読書嫌いにも大人気!?ライトノベルを楽しもう

 活字を読むだけで頭が痛くなるほど読書が嫌いな人は、どれほど面白いと言われても、純文学などの小説を読むのはむずかしいでしょう。難解な文章や手の込んだ比喩表現などは、文学に親しまないと面白さがわかりません。

ですから、入門編としてはもっとわかりやすく読みやすく、そしてエンターテイメント色の強いものが適しています。上記した三つの条件を満たした小説と言えばライトノベルです。きっと活字嫌いでも苦痛とは感じないでしょう。

漫画のようにすらすら読める!ライトノベルは間口が広い

ビル

 ライトノベルは読んでわかるように「軽い読みもの」とよく言われます。もともと上記のような意味はなく、ひと昔前は同じジャンルのものを「ジュブナイル」や「ヤングアダルト」という括りでわけていました。

実は現在もはっきりとした定義はなく「ライトノベル」に対するイメージは、人それぞれ異なります。あえて定義するなら「ライトノベルをだしているレーベルから発売された、アニメのようなイラストを用いた作品」となるでしょう。

基本的には登場するキャラクターの魅力を前面に出し、十代を読者層として想定し作られたものがほとんどです。そのため漢字の量が少なく、誰にでもわかる表現が用いられています。また、ゲームやアニメのような世界観も特徴です。

イラストなど、文章以外にも魅力的な要素がたくさん!

 以上のような作風のものが数多くあるため、普段読書をしない人でもとっつきやすく、数百ページあってもすらすら読めます。また、自分好みのイラストを見つけて買うなど、他の文学とは違う基準で選ぶことができるのも魅力です。

売れているものの中には何十巻と続いているものもあり、漫画と同じように次巻が発売されるまで先の展開がわかりません。おかげで友人と続きを予想して話し合うこともでき、純文学などよりも人と交流しやすいものになっています。

つまり、少しずつ読み進めながら誰かと会話することも可能で、ひとりで黙々と読むのが嫌いな人でも大丈夫ということです。くわえて、作品によっては古い漫画のパロディ描写もあるので、十代でなくとも楽しむことができます。

ライトノベルから純文学へ!慣れてきたら他のジャンルも読んでみる?

 さらに最近では、ライトノベル作家の中にも一般文芸や純文学の作品を発表している人が何人かいます。もし気に入った作家が上記のような活躍をしていたのなら、試しに読んでみるとより奥が深い文学の面白さがわかるようになるかもしれません。

ただ、読書が苦手な方に覚えておいて欲しいのは、小説とはあくまで娯楽の一種であり、無理をしてまで読むものではないということです。本を読むことで学べることもありますが、どうしても必要な知識というわけではありません。

とにかく「読んで楽しい」ということが何より大事です。ですから、ライトノベルで文章に慣れたからと言って、必ずしも純文学に挑戦する必要はありません。本当に読みたくなれば自然と手にとるはずですから、焦らず本を楽しみましょう。