古書巡りで文学に触れよう

 本を買う時、みなさんはどこで買いますか?本屋と答える人もいれば現代ではネット通販や電子書籍で読む、という人もいるかと思います。

ですがここはあえて古書巡りはどうでしょうか?古い本には新書にはない独特の良さがあります。

古書のメリット、デメリット

ビル

 古書を買うことのメリットの一つは単純に安い、という事があります。場合によっては絶版で今は読めないものが見つかることもあります。特に有名な文豪の作品には〇〇全集と言うものがあり、こういったものはほとんど古書でした入手ができません。研究書の・ようなものも手に入れようとするとどうしても古書でないと入手できないです。特に物によっては発行部数が少ないために古書でしか入手できない事があります。

ただこういた本にであえるかと言うと一期一会といったところです。ですが古書巡りをしていれば面白い作品に出会える可能性があります。デメリットとしては古くなってるがゆえに保存が難しいところや価値がわからない人にはゴミとみられるかもしれません。では古書を手に入れるにはどのような場所に行けばいいのでしょうか?

神保町古書店街

 言わずと知れた日本最大規模の古書店街です。神保町には100軒を超える本屋が軒を連ねており、日本最大どころか世界最大の古書店街と言われています。明治になって周囲に現在の明治大学などの有名な大学の前身になる学校ができ、そこに学生が集まったことで同時に書店も集まり現在の姿になりました。

当初は法律書ばかりでしたが各大学の学部が増えるごとに扱うジャンルも増えていき、専門店も増えていきました。この専門分野も様々で、文学から哲学、社会科学、洋書、文庫本など豊富に扱っています。中には江戸時代の古書、児童書、芸能、音楽、占いなども扱っています。これだけ古い本などが集まっている理由の一つにはこの地域が戦時中に空襲被害がなかったという理由もあります。そのため神保町の古書店街は130年という長い歴史があります。

不忍ブックストリート

 不忍ブックストリートは台東区と文京区にまたがる谷中、根津、千駄木を中心とした不忍通りの近辺にたくさんの古本屋があることから命名されました。神保町のように大きな古書店街ではありませんが、個性的なカフェや新刊書店、古書店、図書館、ギャラリーなどがあり、古書巡りにもお散歩にも楽しい場所です。

また、このあたりは元々明治の文豪や芸術家などが住んでいた地域でもあってそういった作品のゆかりの地をめぐることもできます。古書を買うだけでなく、ぶらりと散歩したい人にはオススメです。

古書即売会に行ってみよう

 このような古書店をめぐる以外にも古書即売会に行ってみるのも古書巡りの楽しいところです。神保町では大々的に神田古本まつりが開催されているようで、100万冊の本が青空の下に並びます。この他にもチャリティーオークションも行われるようで、古本の街ならではの古本市が行われています。

不忍ブックストリートでは参加者が段ボール箱一箱文に古本を入れて店先で売る一箱古本市というイベントが行われており、このイベントを参考にした古本市が他の地域でも行われています。この他にも広場やイベントスペースでの古本市が行われる場合があります。

古書には独特の味わいと今では絶版になった本が手に入るというメリットがあります。文学を深く楽しみたいのならば古書巡りをしてみましょう。