電子書籍で収納の悩みを解決

 読書を趣味としていると、当然本の数も多くなってきます。筆者も、20年以上にわたって多い時期には月30~40冊のペースで本の数が増えて続けていたため、蔵書数が数千冊を超えてしまいました。最近はある程度セーブするようになりましたが、それでも古書店などに立ち寄る度に10冊単位で増えてしまいます。

一部屋にまとめてしまうと、床が抜けてしまう恐れがあるため複数の部屋に分けていますが、それほど大きな家でもありませんので生活スペースを削らざるを得ない状況となっています。私の例は少し極端なものですが、同じような悩みを抱えている人も多いでしょう。

電子書籍でコンパクトに

ビル

 近年注目を集めている電子書籍を利用すれば、このような悩みを簡単に解決することができます。データですので、場所をとることはありません。

何千冊、何万冊の蔵書であってもデータにしてしまえば、数ギガ程度です。ですので、最近のタブレットや電子書籍リーダーであれば一台にすべてを収めることができるでしょう。 持ち運びも楽ですので、好きな時に好きな場所で存分に読書を楽しむことができます。

電子書籍の問題点

 このように、多くのメリットを持つ電子書籍ですが問題点がないわけではありません。最大の問題はやはり、書籍数の少なさでしょう。読者数の多い漫画やベストセラー小説、実用書などはある程度の数が揃っていますが、専門書や古い文学作品に関してはほとんど電子書籍化されていません。 電子書籍に移行することのできない人の多くはこの点に不満を抱いているようです。普及が進めば、数も増えて行くでしょう。しかし、現段階では導入するに値しないと考えている人も少なくありません。

紙の書籍と使い分ける

 私の場合は、紙の書籍と電子書籍を使い分けています。わざわざ紙の書籍で購入するまでもない情報系の雑誌や、実用書などは電子書籍で、そして当分の間は電子化される見込みのない専門書や少しマイナーな文学作品などは紙の書籍で購入しています。こうすることで、増えて行く蔵書数をある程度抑えることに成功しました。

電子書籍の登場によって、読書好きの悩みの一つである蔵書の収納場所の問題を解決することができるかもしれません。電子書籍は現段階では問題点もあり、完全に紙の書籍の代用にはなり切れていませんが、未来の新しい読書のスタイルを垣間見ることができるでしょう。