ユーザーを増やすにはどうしたらいい?これからの電子書籍のこと

 すでに電子書籍での読書が味をしめてきているなら、今度はあなたの身の回りの人に、電子書籍の良さをプレゼンしてみましょう。もしかしたら、あなたの紹介によって、電子書籍ユーザーが増えるかもしれません。今回は、電子書籍を読む人を増やすにあたって、さまざまな観点からヒントをお伝えします。

依然として少ない電子書籍ユーザー

ビル

 毎年のように、「今年こそは"電子書籍元年"」と叫ばれる中、電子書籍ユーザーは依然として少ない状況です。電子化したからといって、新しいユーザーを獲得しているわけでもなければ、これまで紙で読書してきた層からも、十分な人を獲得できているとは言えそうにありません。もともと、紙の本を読む人だけでも決して多いとは言えませんが、もう少しくらい、普及してもおかしくないでしょう。

今、電子書籍の専用端末もかなりの進化を遂げ、洗練されました。現在の専用端末は、発売当初は興味を持たなかった人たちでも魅力的に感じるほどの、実力を持っています。これを機に、さらなるユーザー獲得を目指したいところです。

身の回りの人に電子書籍を見せてみよう

 電子書籍の楽しさを、身の回りの人に伝えてみる努力をしたことがありますか? もしかしたら、「私が何もしなくても、電子書籍ユーザーは増えるから……」と遠慮しているかもしれませんね。しかし、電子書籍で読書をしている人は、今でもごくわずかです。その理由のひとつに、"まだ電子書籍を見たことがない"というのがあるかもしれません。

もしも身の回りの人が、「電子書籍って、よくわからない」と思っているのが分かったら、あなた自身の体験をオープンにして、教えてあげるのがいいでしょう。PCやスマートフォンに入っているアプリを紹介してあげてもいいですし、専用端末を持っている人は、それを見せてもいいかもしれませんね。とにかく「電子書籍って、聞いたことあるでしょ?」という段階から、実際に電子書籍をさわる段階に持って行ってあげましょう。

電子書籍を読む人が増えると、こんなメリットがある!

 かつてに比べればかなり改善されましたが、電子書籍のマーケットはまだまだ、品ぞろえが紙の本に及びません。せっかくアプリや専用端末を用意して電子書籍を買おうとしたのに、「また本棚に紙の本が増えてしまう……」と、モヤっとするかもしれませんね。

残念ながら、現段階では、すべての本が電子書籍化されるとは限らないのです。新しい本が出版されるとき、紙版と電子版が両方作られるのは珍しくなくなってきました。とはいえ、今でもまだ、紙の本しか出ていないということはあり得ます。

しかし、もしも今後、電子書籍ユーザーが増えたら……。電子書籍が売れているということになれば、新しく出版する本はほとんど電子化されるでしょう。これまでに出た本も、追って電子化されるかもしれませんね。大勢の人が使えば使うほど、電子書籍はあなたにとっても良いサービスになります。

今回は、電子書籍のユーザーを増やすための心構えについてお伝えしました。電子書籍のユーザーを、一瞬で爆発的に増やすような楽な方法はありません。あなたが身の回りのひとりひとりにお伝えして、潜在的なユーザーに語りかけることが、電子書籍をさらに普及させるための近道なのです。